共同通信によると衆院比例代表の定数を31削減する案で、自民党、日本維新の会、国民民主党の幹事長が2026年10月29日、正式に合意した。3党は今国会に関連法案を共同提出し、成立を目指す方針を確認した。合意案は定数削減に加え、比例の議席配分方式や候補者の当選条件も見直す。
現行の衆院定数は465人で、小選挙区289人、比例代表176人だ。案の通り比例だけを31削減し、小選挙区の定数を変えない場合、全体は434人、比例代表は145人となる。比例代表が総定数に占める割合も、単純計算で約37.8%から約33.4%へ下がり、小選挙区の比重が高まる。衆議院の定数資料と合意案に基づく試算だ。
定数だけでなく議席配分の仕組みも変更
現行の比例代表では、政党の得票数を基に議席を配分する方式としてドント式が使われている。衆議院の調査資料によると、ドント式は各党の得票を一定の数で順に割り、その商の大きい順に議席を配る方式だ。合意案は、これを中小政党に議席が配分されやすくなるとされる修正サンラグ式に変える。自民党も、従来より各党に議席が配分されやすくなる一方、小政党の乱立を一定程度抑える効果があると説明している。