トランプ大統領は今も大統領である
2026年11月3日の米中間選挙で、民主党が上下両院の多数派を獲得したと各誌が報じる中で、ホワイトハウスは次のようなメッセージを出した。タフなメッセージだと言うべきか、ただしこれは事実であり、民主党は議会で優位となる一方でトランプ大統領とどのように渉りあうのかまだその道筋は不透明と言える。
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議会の議席配分
注目のイラン情勢。今後の情勢はどうなるのか?
10月に入ってから石油価格は上昇を続けておりWTI原油先物も100ドルを超える上昇を見せている。日本政府も12月よりガソリン価格補助を段階的に縮小していくと発表しており、イラン情勢は私たちの生活に今も影響を及ぼしている。
トランプ大統領は米国時間の11月3日、米FOXニュースの番組でネタニヤフ首相と「数カ月前に合意した」としたうえで、イスラエルへの年間約40億ドルの軍事援助を年末で終了すると語った。
現行の米・イスラエル間の10年間の覚書は、2019~2028会計年度を対象に総額380億ドル、年平均38億ドルの軍事支援を掲げています。これは外国軍事融資33億ドルとミサイル防衛支援5億ドルで構成されている。(obamawhitehouse.archives.gov)
ただしこの覚書はオバマ元大統領期に交わされたものであり、トランプ大統領にとってはイラン戦争により大きく亀裂が入ったMAGAとの関係修復のためのメッセージとも取ることができる。つまりこれはイラン戦争終結への第一歩と言えるものではなく、むしろ民主党への批判の意味を込めて発せられたのではないかとも考えられる。
イラン最高指導者モジタバ師は今回の選挙結果への厳しい意見を表明している。トランプ大統領のイラン戦争への関与はアラブ地域におけるアメリカの影響を著しく低下させたことは事実である。そしてそのことはモジタバ師も繰り返し批判している。では民主党は議会で優位に立つ中でどのような態度を示すのか?イランとの友好関係を持っていた日本が今もそこにあれば状況を転換させることができていたかもしれない。しかしそれも困難となった今、私たちはただ見届けるしかないのだろうか。
